第10回りるおふ!使用構築 †バシャバンギムシャ対面操作†
記念すべき10回目のりるおふに参加しました。
程よく地雷要素を織り込んだパーティとなっております。
183(220)-212(100)-101(4)-*-108(60)-136(124)
剣の舞
守る
H 4n-1
A+1フレドラでH244振りランドロス確定
B 余り(特化ミミッキュ妖Z耐え)
D 珠コケコの10万耐え
S 1加速で準速フェローチェ抜き
コケコランド、受けループあたりを重く見るために生まれた自慢の挌闘技切りバシャーモ。
珠コケコの10万を耐えるので対面から剣舞を積んで後出しランドを突破する事ができる。
対受けループではラティアスで特殊受けやナットレイを呼んで剣舞の起点にすることで、バシャをドヒドイデで見ているパーティはほぼ突破できる。
格闘技が欲しくなる場面はガルガブやポリ2と対面した時だが、他のポケモンで削ってから出すことで何とかなると判断したため切った。
相手のバシャーモより遅いため対面は不利だが、後述のグソクムシャ等で牽制し引かせることで相手よりも先に加速を積むことを心がけていた。
175-216(252)-171(4)-*-140-135(252)
噛み砕く
冷凍パンチ
竜の舞
バシャの刺さらないマンダ軸に出していくエース。NNの意味は災害の巨人。
最初はエッジを採用していたが、バシャがラティクチに勝てないことを知ったので地震に変更した。
どうやらメテノの破り地震は確定耐えするようです(身内ネタ)。
至って普通の型であり、竜舞する事は相手にもバレバレだったのでもう少し捻りを入れても良かったかも()
後述のグソクと併せてコケコを起点にしに行くこともできる。
グソクムシャ@拘り鉢巻 NN:デッドエンド
171(164)-188(204)-166(44)-*-111(4)-72(92)
出会い頭
吸血
A 11n+1(鉢巻の補正効率考慮)
B 陽気ガブの逆鱗超低乱2
D C176アシレーヌのムーンフォースで99.61%危機回避発動
S 無振り50属+2(主にカバルドン意識)
多分今世代で一番見た目が好きなポケモン。NNはビーストウォーズNEOの敵キャラ。
バシャーモの苦手なギャラドスを裏のナットと纏めて削る、カバルカ軸のメタ、終盤のアクジェの掃除が主な仕事。
エッジやヒコウZのないギャラであれば鉢巻吸血を連打することで危機回避も発動せず倒しきることができる。
またタイプ上ルカリオの一致技を両方半減するのでカバルカに対する圧力は中々のものだった。
このポケモンはアシレーヌに非常に弱いが、出会い頭で後続の圏内に押し込んだ後で危機回避を発動できる事から初手アシレーヌ読みで出せるという特異な性能も持ち合わせている。
危機回避は脱出ボタンと全く同じ仕様を持っているので、ボルトチェンジを受けて危機回避する事で相手の電気を逃さずバンギを無償光臨して起点にできる。
が、テテフマンダに弱いのはやはり辛かった。
エアームド@ヒコウZ NN: メソヘラ
141(4)-132(252)-160-*-90-134(252)
岩石封じ
挑発
初手に置くポケモンを地雷枠にするのって成功率が高くていいと思いました。
今回MVPと言っても過言ではない起点作り要因。Zが余っていたので削りもできる起点要因を投入した。
物理耐久の低い特殊アタッカーを呼びやすいためヒコウZはイメージ以上に火力が出る。特にレヒレアシレを呼んで削ることでバシャの一貫を作りやすい点が非常に優秀だった。
元々はガッサ対策として後から苦し紛れに採用した枠だったが予想よりはるかに強く、後述のタイプ:ヌルの役割を食っていた。この点が一番の反省点だと思う。
タイプ:ヌル@進化の輝石 NN: ダスティネス
201(244)-115-156(212)-115-122(52)-57
とんぼ返り
トライアタック
毒毒
吼える
ガルドやミミッキュを受けるクッション役。NNは某このすばに登場する戦士。
名前に違わず毒を外した戦犯でもある。
先発で毒を撒いて場を整えること、霊の一貫を切ること、積んで止まらなくなった相手を流すことが主な役割。
メガルカリオの飛び膝を確定で耐えるほどの耐久を持っているので、相手に格闘が居ようと構わず選出していた。
最遅を粘っておりカバルドンの下から蜻蛉を撃つことができるので、毒で削りを入れてからグソクムシャを無償降臨させる動きが非常に有効だった。
ゲッコウガと対面から打ち合って勝てないことが判明したので当分使わないと思う。
ラティアス@拘り眼鏡 NN: Patricia
165(76)-*-111(4)-165(156)-153(20)-162(252)
冷凍ビーム
10万ボルト
NNの由来は徒然チルドレン。可愛い!スシ!
バシャバンギで相手したくないロトム系統の受けだし、コケコレヒレの対面処理、受けループの特殊受け誘い出しが主な役割。バシャの牽制にも。
呼びやすいカグヤやレヒレを眼鏡10万で相手できる点が強かった。D方面の耐久をC200一致ムンフォ高乱数耐えまで振っているので、型によってはテテフにも勝つことができる。
対受けループは初手ラティアス、後発バシャヌルで大体勝つことができた。ナット入りの場合はヌルの代わりにグソクを選出し、ラティに出てくるナットにグソクを出すことで危機回避により宿木を貰うことなくバシャを出すことができる。
低速のポケモンに圧力を掛ける使い方をする事が多かったので控えめ固体を採用したが、最速ミミッキュと同速になってしまうのが大きな難点。
流星群を全く使わなかったのでランドに撃てる冷凍ビームに変えたが、それでもまったく使わなかったのでトリックあたりを入れたかった。
以上の構築で戦績が4-4で予選敗退。テテフマンダがキツすぎました。
エアームドの活躍により仕事が減ったタイプ:ヌルの代わりに鋼をもう一枚入れて置けばもう少し違った結果になったかも知れません。とても悔しいです。
マンダ軸にフェローチェやバシャなどバンギを出しにくくなるポケモンが居るパーティは特にキツかったです。メテノ入れればよかったかも知れない。笑
一番悔しかったのは最大のメタ対象である受けループにプレイングで負けてしまったことです。体力管理のつもりで逃げの選択をしてしまい、フレドラにハピを合わせられバシャが反動で倒れてしまいました。グソクが3回中1回でもアクアブレイクのBダウンを引いてくれればまた違ったかも知れませんが・・・
ただ、受けポケを複数体入れないとパーティを組めないことが多い自分にしては攻撃的な構成にする事ができたのは収穫だと思ってます。何だかんだ今回も楽しいりるおふでした。
以上です。
第3回真皇杯 フーゲン合戦がしたかったテテフーディン
第3回真皇杯に出場しました。
1-4でボロ負けだったので記事自体に価値は全くありませんが、初めての真皇杯だったので記念にサクッと書いときます。
フーディン@メガ石 サイキネ/気合球/シャドボ/めざ炎
カプ・テテフ@襷 サイキネ/ムンフォ/めざ炎/挑発
ゲンガー@メガ石 祟り目/ヘド爆/めざ地/鬼火
ポリゴン2@輝石 イカサマ/冷B/毒/再生
マリルリ@ミズZ 滝登り/じゃれ/アクジェ/馬鹿力
基本はテテフ先発で一発殴る
→ランドorポリ2に引いて場を整える&サイコフィールドを切らす
→テテフを切ってフーディンで抜きに掛かる
サイコフィールドを切らすことなくフーディンに繋ぐため、テテフの行動回数を保障し2度フィールド展開をする事を目指しました。先発によく出されるミミッキュに対してアナライズイカサマポリ2後出しが安定する点は良かったと思います。
テテフーディン展開をする上で障壁となるブルルレヒレを意識して2枚目のメガにゲンガーを投入。ヒードラン含む鋼タイプ全般を処理するため、某氏が使っていた鬼火めざ地ゲンガーを使用しました。
分かってはいましたが、今大会で大活躍していたテッカグヤが非常に重かったです。
テテフで削ってからビーストブーストメガフーディンで無双できると高をくくっていましたが、そう上手くはいかないもので。
テテフーディン選出をしない場合カグヤやナットはゲンガーで見ることになるのですが、レヒレナットでサイクルを回された時には泣くしかありませんでした。
マリルリは特殊耐久に厚く振り、リザYを対面から処理できる型に。
ランドロスは耐久ポケに好き勝手されないよう岩封を切って叩きを入れています。
こんな感じでした。もっと攻撃的な構成にしないと七世代は勝ち抜けないのだろうか・・・
テテフーディンの識者の考えをもっと汲み取らなければ、と感じました。
以上でした。
2次会、3次会は酔っ払って寝ていた()こともあり余り多くの人と交流できませんでしたが、今大会で僕と話して下さった方は今後も仲良くして頂けると幸いです。ありがとうございました!
第9回りるおふ!使用構築 クチアシレ月光トリパ
第9回りるおふ!参加しました。
結果は4-3で予選通過ならず。実力不足の一言に尽きます。軸となるポケモンは強かったのですが取り巻きがうまく機能していなかった点で詰めの甘さが出てしまいました。
じゃれつく/炎の牙/不意打ち/剣の舞
エース枠。パーティに炎打点が少ないのでハッサムナット入のパーティにはほぼ出していた。
安定のトリル補佐役。8割ほど選出していたがガルド入りのパーティ相手だと釣り交換が必要になるので選出しないこともあった。
泡沫のアリア/ムーンフォース/アンコール/滅びの歌
クチート以上にエースしてた奴。対面からほとんどのリザを倒せる。
音技を持っているので身代わりでのトリルターン稼ぎを許さないのが偉いところ。
地震/岩雪崩/馬鹿力/蜻蛉返り
ゲッコウガやフェローチェ、ガルガブに安定して先発で投げられる駒。
蜻蛉からクチアシレに繋いで月光展開をした後、トリルターンが切れてからの掃除役としても機能する。
コケコ対面で地震か蜻蛉かの択ゲーをしなければならない点が難しかった。
10万ボルト/目覚めるパワー氷/サイコキネシス/悪巧み
今回一番の反省点。
受けループを見る枠として採用したが、Zサイキネで飛ばせる範囲は限られており、フシギバナ入りにしか刺さらなかった。
惜しいところで相手の攻撃を2耐えすることができず、ろくに仕事をできないまま退場することが多かった。
フーディン@フーディナイト BCSベース調整
ナットドランが両方いてクチートもアシレーヌも刺せないパーティに出す駒。
レヒレやポリ2も起点にできるが今回はマッチングせず。
今大会では自覚がなく、重要な場面で気合玉を当てられなかった。
サイコショックを入れることで受けループもある程度見ることができるが、カバルドンを突破できなかったのでこの枠は要検討。型自体は弱くないと思うのでパーティを変えてまた使いたいと思う。
コケコランド等、ナットレイのいないサイクル→アシレーヌクレセリア@1
刺さっているポケモンで削りを入れた後に、トリル三日月で全抜きを狙うことを目指しました。
トリル下でエースが3ターン生き残ればトリルが切れるので、スカーフランドをトリル選出に組み込んでも窮屈さは全く感じませんでした。
特にランドロス+クレセリア+アシレーヌの選出は対応範囲がかなり広く、基本選出として非常に強力でした。
反省点はレボルトの耐久を過信してしまったこと、フーディンが気合玉を外しても勝てるような試合展開に持って行けなかった事だと思います。
対戦は悔しい結果でしたが、相変わらず自由で明るい雰囲気のりるおふ、3次会まで余すことなく楽しめました。
今回は皆様本当にありがとうございました!
第93回ポケモン北海道オフ優勝 トノルンパ軸緑色統一
今日は色統一ルールで使用した構築を紹介していこうと思います。
色統一ルールでは、ポケモン図鑑の検索機能を使用して色で絞り込んだ際に同じ色で出てくるポケモンで統一する事になっています。ポケモン北海道オフでは定期的に採用されるルールです。
このルールの特徴としては
・色によってはタイプが被りやすく相性補完が難しい
・補完のとれるパーティを組もうとすると意外とメンツが固定される
・青統一のポケモンが異常に強い
といったことが挙げられます。
特に青統一はガブマンダサザングロスの600族の面々、ギャランタのような相性補完、キュウコンサンドパンのギミックも存在する強豪で、北海道オフのメンバーでも多くの人が使用していました。
今回はあえて緑統一で参加してみました。
・・・なんか上手いことまとまった。
トノファントム(ニョロトノと霊獣トルネロス)は第5世代に一定数存在した並びで、ガマゲロゲを雨エースとして採用していたそうです。
ニョロトノ@脱出ボタン 雨降らし (NN:コロンビア)
控えめ 191(204)-*-95-146(180)-136(124)-90
波乗り/冷凍ビーム/滅びの歌/守る
雨始動枠。6世代で使用していた弱点保険型を流用したもの。
アンコールを入れたほうが絶対に良かったが、HB特化にしなかった事によって丁度よく倒されて雨ターンを節約できたので幸運だった。
ルンパッパ@ミズZ すいすい (NN:いろはす)
臆病 156(4)-*-90-142(252)-120-134(252)
雨エース枠。とても強かった(小並感)
惜しいところでミリ耐えされることが多かったので控えめの方が良かったかもしれない。
水・草・氷の攻撃範囲が青統一のポケモンに刺さっており、環境メタとなっている要素もあった。
このルールでは思いがけないポケモンが天候操作技を持っていることもあり、自力で雨乞いができることは重要だったと後から感じたが、波乗りも入れたかったので4枠目の技は微妙なところ。
霊獣トルネロス@命の珠 再生力 (NN:Aikatu☆Stars)
臆病 155(4)-108-100-162(252)-110-190(252)
暴風/熱風/目覚めるパワー氷/とんぼ返り
雨エースその2。雨がなくてもそこそこ戦える。
雨下の必中暴風は一貫性が高いだけでなく、3割混乱の恐怖を相手に押し付ける闇の技。ほぼ負け確の場面を混乱によりひっくり返す活躍を見せた。
ナットレイが鬼のように重いので熱風搭載。
ドータクン@食べ残し 耐熱
呑気 174(252)-109-176(188)-*-145(68)-39
どう見ても緑じゃない疑惑の枠。メタグロスは青なのに何故?
裏選出の要でもあり、トリルを張って後続のバンギラスを通していく。
赤統一対策のため特性を耐熱にし、バシャのフレドラ2耐え調整を施したが本番に赤統一の使用者がいなかった。orz
毒々は自身の遂行力を上げるため採用。浮遊を警戒して地震を撃ってこないボーマンダを幾度となく毒殺した。
バンギラス@イワZ 砂おこし (NN:ヤンギラス)
意地っ張り 194(148)-204(252)-130-*-134(108)-81
ストーンエッジ/噛み砕く/冷凍パンチ/けたぐり
昔使っていた役割論理型バンギの流用。配分の意味は覚えていない。論者の方ご教授願います。
トリル下のZストーンエッジが強かった以外は特に語ることなし。
臆病 182(252)-*-116(4)-95-115-181
ママンハピ受けループを擁する桃色統一の対策に入れたポケモンだが例によって桃色統一はいなかった()
ギャラガブあたりに役割を持てるが、それにしてもフシギバナかダダリンを入れたほうが機能したと思う。
ナットレイあたりの対策になるが灰色統一も不在。空回りしすぎである。
以上のパーティで7-0全勝優勝を果たすことができました。
青統一以外も使う人が増えてくれたらなぁ・・・と切に願います。なかなか考察しがいのありそうなルールですし。
ポケモン北海道オフは毎月違ったルールで対戦会を行っていて、対戦が終了したあともフレ戦をしたり別ゲーをしたりボードゲームをしたりと楽しく過ごしていますので、札幌近郊にいるポケモン好きの方は是非参加して頂きたいなぁと思っています。
以上です。
フーゲン合戦感想&使用ポケモン紹介
大天使アステロイド氏主催のフーゲン合戦というオンライン大会に参加させて頂きましたので少々記事を書きます。
僕は予選ブロック決勝で敗退してしまったのですが、この記事を書いている時点でまだ大会が続いているのでネタバレになる要素は省きます。
フーディン派の方頑張ってくださいお願いします
この大会のルールを大まかに言うと、
バンク解禁前シングル使用構築 蛇にピアスとマンマンジバコ
ついに七世代にもポケモンバンクが解禁されましたね。
- 個別解説
- 重かった相手
瞑想泥棒カプ・コケコ
使ってみて面白いと思ったので記事化。
カプ・コケコの育成論です。
カプ・コケコというと珠や襷、こだわり系を使ったアタッカーが多く、瞑想を積む型も一定数存在するようです(自分は遭遇したことはありませんが)。その場合の技構成は10万/マジシャ/瞑想/めざ地or羽休めでしょうか。
今回は最後の技枠に泥棒を搭載してみました。
努力値:臆病H76C252S180
技:10万ボルト/マジカルシャイン/瞑想/泥棒
持ち物:エレキシード
C:ぶっぱ
HB:エレキシード込みで陽気ガブの地震高乱数耐え
S:最速120属抜き
ムーバー解禁後にゲッコウガを意識するなら少しSに割いた方がいいかも。
エレキシードは場がエレキフィールドになった際に自分の防御を1段階上げるという今作の新道具。耐久を上げることで瞑想を積む場面を作りやすく、また消費アイテムなので相手の道具を泥棒できるようになります。
これだけだとネタ以外の何者でもないので、泥棒が有用である場面を具体的に挙げます。
- ミミッキュ対面
初手で泥棒を使うことでミミッキュの珠や襷を奪って安全に処理できます。
通常のコケコはA+2のじゃれ+影打ちで落とされますが、この型では持ち物なしミミッキュのじゃれ影打ちを高乱数で耐えることによって対面処理ができます。また時々いる壁貼りミミッキュの粘土を奪って起点作りを妨害することもできます。
- ガラガラ対面
太い骨を奪うことで無力化させ、他のポケモンの後出しを容易にすることができます。エレキシードによる耐久底上げの効果もあり、ホネブーメランのダメージは5割まで抑えられます。
倒すことはできませんが、コケコを初手に選出したいときの後続への負担を和らげることができるでしょう。
ちなみにガラガラは瞑想1積みの珠コケコのめざ地を確定耐えします。瞑想型でありながらガラガラに負担をかけることができるのはこの型の特権です。
この他ポリ2を代表とする輝石ポケモン、今世代で増えた毒守ガルドの残飯、めざ地の多いジバコイルの眼鏡やチョッキ、電気を受けに来た耐久地面ポケモンのチョッキや残飯など、泥棒で優位に立てる場面は意外とあります。
以上、ミミッキュが憎くて書いた記事でした。