豊穣オフ第1回ベスト16、第2回ベスト8 脳死ガブフーディン展開

第1回、2回豊穣オフで使用し、共に予選抜けしたパーティを紹介します。

 

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 ステロから展開する古き良きガブフーディンを目指しました。
 カプ・レヒレの枠は第1回の時は襷ステロジャラランガを採用していましたが、決勝トーナメント初戦で初手DLポリゴン2に3タテを食らうという屈辱を喫したのを切っ掛けにバシャーモが苦手とするカプ・レヒレと一緒にポリ2を対策できるポケモンを探していた所、はりゃん氏(@hryan_poke)に最速レヒレの提案を頂き採用したのが本構築になります。

 

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ガブリアス@ヤチェのみ
191(60)-150-115-*-130(196)-169(252)
地震 岩石封じ ステルスロック 吠える

 そろそろ警戒されなくなってきたであろうヤチェステロ型。とにかく是が非でもステロを撒く。
 後述するポリゴンZの一貫を作るために削り要因となる事もあるが、フーディンで展開するためには定数ダメージによる圧力が必要不可欠なので、基本的にステロを最優先で選択する。レヒレカグヤの電気の一貫を切りたい場合に稀に後発で出すこともある。
 某ガブリアスの人の丸パクリ型なので詳細はそちらの記事を参照されたし。

 

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フーディン@フーディナイト
137(52)-*-107(172)-200(36)-126(4)-221(244)(メガ後)
サイコキネシス アンコール 電磁波 リフレクター

 相棒。高い素早さから補助技を撃ち起点を作る。
 このポケモンの強みはアタッカーなのかサポーターなのか分かりにくい点であり、アタッカーを想定された場合明確な受けポケモンを呼びやすい点だと思っている。特にギルガルドを呼びやすいのが良く、電磁波の入った状態でポリゴンZに繋いで起点にすることができる。ミミッキュは皮を剥いだ後に剣舞をアンコールすることでZを切らせて繋げばOK。
 なお、相手は後退を繰り返すことでアンコール状態を解除するとともにリフレクターのターンを稼げてしまうので、ガブのステロによって交代を抑制することが非常に重要。

 

 

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ポリゴンZ@ノーマルZ
161(4)-*-90-187(252)-95-156(252)
10まんボルト 冷凍ビーム 身代わり テクスチャ―

 普通のテクスチャーZポリZ。このパーティの大エースでありこいつで3タテするのが一番太い勝ち筋。積んでしまえばステロ込みで中耐久のポケモンをほぼ一撃で倒せてしまう。

 フーディンに対して撃たれる事の多いゴースト技やはたき落とすをアンコールで縛った際にノーマルの耐性とZクリスタル持ちがいい仕事をする。
 自己再生が欲しい場面も多いが、フーディンの電磁波と相性が良くギルガルドに対し安定する身代わりを採用。
 マンム-ドリュウズバナバンギ辺りは不利なのでバシャーモにお任せする。

 

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バシャーモバシャーモナイト
155-181(4)-100-200(252)-90-152(252)(メガ後)
鳶膝蹴り 大文字 目覚めるパワー氷 守る

 第2のエース、マンダ軸に強気に出すための両刀バシャーモ。フレドラ反動+先制技でバシャ処理を狙ってくる相手に活躍してくれた。大文字外しに怯えなければならないのは仕様。ポリZとの同時選出もアリ。

 

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テッカグヤ@拘り眼鏡
203(244)-*-124(4)-174(252)-122(4)-82(4)
ラスターカノン エアスラッシュ 火炎放射 目覚めるパワー氷

 Sにちょっと割いちゃってるありえないヤッカグヤ。マンダクチートあたりに圧力を掛ける。
 眼鏡で採用しているもともとの理由はヤミヌケドヒド対策。H振りドヒドイデにエアスラがヘドロ込み確定3発のため、怯み込みで有利な乱数で突破できる。
 テッカグヤに後出しされるポケモンにはエアスラが通りやすいものも多く、予想よりも高い奇襲性能を発揮してくれた。とはいえ汎用性は決して高くないため、構築を改善するならこの枠だと思う。

 

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カプ・レヒレ@ミズZ
146(4)-*-135-147(252)-150-150(252)
ハイドロポンプ ムーンフォース 凍える風 瞑想

 補完枠の最速瞑想レヒレバシャーモが苦手とする相手のレヒレや、ポリZの展開をトリルで邪魔してくるポリゴン2などに対して強く出られる。
 キノガッサより速いのが非常に使いやすく、バシャーモを襷で強引に止めようとしてくるキノガッサに後出しできたため立ち回りの幅を広げることができた。
 余った技枠にはこご風を採用。対リザードンでワンチャン残したり、重めなアーゴヨンへの交代読みの際に使用した。一応ポリゴンZが積むための素早さサポートとしても使える。(臆病めざ炎個体を持っていなかったからとか言ってはいけない

 

 以上でした。
 ガブフーディン展開はあらかじめ立ち回りを考えておけばあまり相手のプレイングに依存しないため、一発勝負のオフ会でも安心して使える構築なのではないかと思います。

 今回使ったフーディンは高い素早さから高速アタッカーに圧力を掛けつつ起点を作るという私が一番好きな型のフーディンであり、この型でそれなりの成績を残せたのは嬉しく思っています。

 

 第2回豊穣オフで使用した際の戦績は予選5-2で1位抜け、シード権を手に入れたものの準々決勝敗退でした。
 ポリZを止めてくるメガフシギバナの使用者がブロックに二人おり辛い戦いを強いられましたが、テッカグヤが刺さってくれたおかげでそれなりに誤魔化せたかなと思います。また勝率の高い相手に勝てたことも大きく、他に5-2の人が2人居ましたが直対で2位を貰えたので満足です。
 決勝トーナメント初戦でサイさんに負けて終わりましたが、相手のパーティの完成度の高さに負けたような形で特にプレミも無かったので後悔はありません。


 7世代も残りわずかですが、来月りるおふも開催が決まりましたので最後まで楽しみたいと思います。
 次回もよろしくお願い致します。