イエアギタンザン晴れパ反省
ガラルルーキーズ参加の際に使用したフォクスライ+イエッサンで嘘泣きサイキネを重ねるのが楽しかったので、同じようなことができるアギルダーイエッサンから構築開始。
アギルダーで何か悪いことできないか画策した結果、水手裏剣でセキタンザンを加速させることに決定。セキタンザンの苦手な水を対策できてダイバーンとの相性のいい葉緑素フシギバナと、その行動機会を増やすためのキュウコン採用。ここまで重いバンドリに強く相手のトリックルームにただ乗りでき、水手裏剣で耐久強化も可能な持久力バンバドロを入れて完成。
イエッサンの苦手な鋼に対して炎を通しに行ける、アギルダーでパーティ全体の火力を補助できる、晴れでバンバドロの水弱点を消したうえで水手裏剣による耐久強化までできると、結構オシャレな並びになったのでは?
・アギルダー 臆病HS
見ての通り。水手裏剣でセキタンザンのサポートをするが、連続技なので5回当たったり急所に当たったりしてセキタンザンが半分削れてしまったときに軽く殺意が沸くのが玉に瑕。
砂ドリュウズの上からダイストリームすることで天候を上書きして足を奪うことができるが、そんな勿体ないことをすると大抵負ける。
バンバドロ以外特殊で固めたパーティなのでアシッドボムがいい仕事をする。セキタンザンの攻撃と合わせると頭悪い火力が出るが、軽業が発動しないと蒸気機関セキタンザンより遅いので気を付けよう。
・イエッサン♂ 控え目CS
アギルダーの相方。アシボサイキネで非ダイマカビゴンを軽く吹き飛ばせるのが気持ちいい。
おさきにどうぞはスカーフ型を流用した名残だがサイキネ以外ほぼ撃たないので使わなくても困らない
相手の猫騙しを封じれるのでピンでも選出しやすい。
・キュウコン 臆病CS
攻撃より妨害をした方がいいと思ったので襷型に
低速相手なら嘘泣きサイキネを決めに行ける。
・フシギバナ 控え目CS
晴らしてから降臨する普通の型。特に言うことはない
・セキタンザン 控え目CS
絶対的エース、ほぼ絶対選出
某断さんが物理型の方が強いと言っていたが、このパーティでは特殊の方がシナジーが取れているかな、と
うまくいけばダイソウゲンでフシギバナを強化したり、逆のことができたりする
キョダイフンセキの定数ダメが普通に強いので蒸気機関を発動できなくても意外と何とかなったりする。
ダイウォールが欲しい場面が多い。切るなら大地だろうか
・バンバドロ 勇敢HA(最遅)
バンドリ絶対殺すマン。水手裏剣でBを上げればドリのアイへが可愛らしいダメージしか入らない。火力はそうでもないのでダイナックルを積極的に打ちたい。
◎反省点
①キュウコンがあんまり強くない
眼鏡も珠も他に譲っているためアタッカーではなく補助に寄せたがイマイチ仕事できる範囲が少なく、セキタンザンのダイバーンで晴らせば十分なことも多いため選出機会が多くない。晴れパとは一体・・・
対バタフリー展開に対しキュウコンイエッサンで熱風マジシャをしたり、天候書き換えに対抗したりできるので切るに切れないが、やはり仕事量が物足りない。
②初手キュウコンバナ選出がしにくい
本当に晴れパか?
後発に置けそうなのがアギタンザンくらいしかなく、選出のパワーが落ちてしまうのでキュウコンバナを初手に出したくても出せないことが多い。
コンボパーツとなるポケモンを多く入れたことにより逆にコンボの一つが破綻してしまっているという悲しい結果に・・・
一応バナの弱点をセキタンザンで受けやすいのはあるのでパーティ理解度が上がればもう少し選出できるようになるのだろうか
③結局普通にバンドリが重い
バンバドロはバンドリだけの対策としては十分すぎる性能を持っているが、バンドリの裏には水ロトムやミロカロスが控えていることが多く、初手バンドリに対してバンバドロを合わせても後手後手に回ってしまう。
ダイアースを積んで特防を上げてもミロカロスの隣のサマヨが霧を吐いてくる。辛い。
シロデスナがボディプレ引っ提げて復活したらワンチャンありそう。
④トリルも結局辛い
イエッサンアギルダーの並びが見た目ほどトリルに弱くないが、やはりマスターランクの猛者たちには通用しにくい
対ブリムオンイエッサンは虫の抵抗連打で有利かと思いきや、トリルせずにキョダイテンバツで荒らされて後発サマヨールに悠々とトリルを決められる
イエッサンを拘りから解放してトリル封印なんかを入れたいが、火力耐久を落とすのには一抹の不安が残る
キュウコンバンバドロをコータスサマヨに変えるとか考えたけどいまいちしっくり来ない、やはり種族値高いポケモンで固めた方がいいのだろうか
いい案教えてくれる人いないかなーチラッチラッ
悪いことばっかり書いたけどマスターランクに普通に行く程度はできるので気が向いたら使ってみてください
フーディン返して・・・
豊穣オフ第1回ベスト16、第2回ベスト8 脳死ガブフーディン展開
第1回、2回豊穣オフで使用し、共に予選抜けしたパーティを紹介します。
ステロから展開する古き良きガブフーディンを目指しました。
カプ・レヒレの枠は第1回の時は襷ステロジャラランガを採用していましたが、決勝トーナメント初戦で初手DLポリゴン2に3タテを食らうという屈辱を喫したのを切っ掛けにバシャーモが苦手とするカプ・レヒレと一緒にポリ2を対策できるポケモンを探していた所、はりゃん氏(@hryan_poke)に最速レヒレの提案を頂き採用したのが本構築になります。
ガブリアス@ヤチェのみ
191(60)-150-115-*-130(196)-169(252)
地震 岩石封じ ステルスロック 吠える
そろそろ警戒されなくなってきたであろうヤチェステロ型。とにかく是が非でもステロを撒く。
後述するポリゴンZの一貫を作るために削り要因となる事もあるが、フーディンで展開するためには定数ダメージによる圧力が必要不可欠なので、基本的にステロを最優先で選択する。レヒレカグヤの電気の一貫を切りたい場合に稀に後発で出すこともある。
某ガブリアスの人の丸パクリ型なので詳細はそちらの記事を参照されたし。
フーディン@フーディナイト
137(52)-*-107(172)-200(36)-126(4)-221(244)(メガ後)
サイコキネシス アンコール 電磁波 リフレクター
相棒。高い素早さから補助技を撃ち起点を作る。
このポケモンの強みはアタッカーなのかサポーターなのか分かりにくい点であり、アタッカーを想定された場合明確な受けポケモンを呼びやすい点だと思っている。特にギルガルドを呼びやすいのが良く、電磁波の入った状態でポリゴンZに繋いで起点にすることができる。ミミッキュは皮を剥いだ後に剣舞をアンコールすることでZを切らせて繋げばOK。
なお、相手は後退を繰り返すことでアンコール状態を解除するとともにリフレクターのターンを稼げてしまうので、ガブのステロによって交代を抑制することが非常に重要。
ポリゴンZ@ノーマルZ
161(4)-*-90-187(252)-95-156(252)
10まんボルト 冷凍ビーム 身代わり テクスチャ―
普通のテクスチャーZポリZ。このパーティの大エースでありこいつで3タテするのが一番太い勝ち筋。積んでしまえばステロ込みで中耐久のポケモンをほぼ一撃で倒せてしまう。
フーディンに対して撃たれる事の多いゴースト技やはたき落とすをアンコールで縛った際にノーマルの耐性とZクリスタル持ちがいい仕事をする。
自己再生が欲しい場面も多いが、フーディンの電磁波と相性が良くギルガルドに対し安定する身代わりを採用。
マンム-ドリュウズバナバンギ辺りは不利なのでバシャーモにお任せする。
バシャーモ@バシャーモナイト
155-181(4)-100-200(252)-90-152(252)(メガ後)
鳶膝蹴り 大文字 目覚めるパワー氷 守る
第2のエース、マンダ軸に強気に出すための両刀バシャーモ。フレドラ反動+先制技でバシャ処理を狙ってくる相手に活躍してくれた。大文字外しに怯えなければならないのは仕様。ポリZとの同時選出もアリ。
テッカグヤ@拘り眼鏡
203(244)-*-124(4)-174(252)-122(4)-82(4)
ラスターカノン エアスラッシュ 火炎放射 目覚めるパワー氷
Sにちょっと割いちゃってるありえないヤッカグヤ。マンダクチートあたりに圧力を掛ける。
眼鏡で採用しているもともとの理由はヤミヌケドヒド対策。H振りドヒドイデにエアスラがヘドロ込み確定3発のため、怯み込みで有利な乱数で突破できる。
テッカグヤに後出しされるポケモンにはエアスラが通りやすいものも多く、予想よりも高い奇襲性能を発揮してくれた。とはいえ汎用性は決して高くないため、構築を改善するならこの枠だと思う。
カプ・レヒレ@ミズZ
146(4)-*-135-147(252)-150-150(252)
ハイドロポンプ ムーンフォース 凍える風 瞑想
補完枠の最速瞑想レヒレ。バシャーモが苦手とする相手のレヒレや、ポリZの展開をトリルで邪魔してくるポリゴン2などに対して強く出られる。
キノガッサより速いのが非常に使いやすく、バシャーモを襷で強引に止めようとしてくるキノガッサに後出しできたため立ち回りの幅を広げることができた。
余った技枠にはこご風を採用。対リザードンでワンチャン残したり、重めなアーゴヨンへの交代読みの際に使用した。一応ポリゴンZが積むための素早さサポートとしても使える。(臆病めざ炎個体を持っていなかったからとか言ってはいけない)
以上でした。
ガブフーディン展開はあらかじめ立ち回りを考えておけばあまり相手のプレイングに依存しないため、一発勝負のオフ会でも安心して使える構築なのではないかと思います。
今回使ったフーディンは高い素早さから高速アタッカーに圧力を掛けつつ起点を作るという私が一番好きな型のフーディンであり、この型でそれなりの成績を残せたのは嬉しく思っています。
第2回豊穣オフで使用した際の戦績は予選5-2で1位抜け、シード権を手に入れたものの準々決勝敗退でした。
ポリZを止めてくるメガフシギバナの使用者がブロックに二人おり辛い戦いを強いられましたが、テッカグヤが刺さってくれたおかげでそれなりに誤魔化せたかなと思います。また勝率の高い相手に勝てたことも大きく、他に5-2の人が2人居ましたが直対で2位を貰えたので満足です。
決勝トーナメント初戦でサイさんに負けて終わりましたが、相手のパーティの完成度の高さに負けたような形で特にプレミも無かったので後悔はありません。
7世代も残りわずかですが、来月りるおふも開催が決まりましたので最後まで楽しみたいと思います。
次回もよろしくお願い致します。
襷展開に強い火炎玉ハリテヤマ
格闘単タイプに人権がないご時世ですが、なんとか役割を与えてやりたくて考えました。誰か使ってやって下さい。
ハリテヤマ@火炎玉
いじっぱり 221(12)-187(236)-91(84)-*-102(172)-71(4)
・威嚇込みインファでH振りメガハッサムに半分=起点にされにくい
・ガッサの種ガン4発まで耐え
・控え目ゲッコのハイドロカノンZ最高乱数以外耐え
・無振り50族抜き 呑気ギルガルド抜かれ
◎ここが強い
ミミッキュ以外のメジャーな襷ポケモンに対面からだいたい勝てます。欠伸無効なのでカバに起点作成を許しません。威嚇がなければクチートを上から倒せる上に猫騙しでトリルターン稼ぎもできるのでポリクチガッサに有利です。不一致地震なら耐えると踏んで後出ししてくる呑気ギルガルドを後攻根性地震で飛ばせます。
◎ここが弱い
コケコ以外のカプ系全部に勝てません。メガシンカポケモンにもだいたい勝てません。バシャルカならワンチャン。
耐久がカツカツなのでサイクル戦に向きません。
初手襷から強引に展開してくるパーティに対して強く出られると思います。フェアリーとボーマンダがひたすらに重いのでヒトムグロスなんかと相性がいいかも知れません。
つけあがるエンペルタン構築
USMが登場して5カ月ほど経ちます。
マイナーチェンジ版が出た際には教え技のみに留まらず、レベル技が追加されて強化されるポケモンが複数種類存在します。ORASにてかみ砕くを習得したギャラドスなんかが良い例ですね。
しかし新技を覚えてもほぼ注目されずにいるポケモンも少なからず存在します。今回のポケモンもその一つ。
こいつです。
USMにて「つけあがる」という新悪物理技を習得したポケモン。
この技の効果は物理版アシストパワー。能力を上げてから抜きに掛かるエースとしての活躍が期待できそうです。
しかしタイプ不一致な上に特攻寄りの種族値を持っており、お世辞にも相性が良いとは言えません。
バトンエースにしようにも他のつけあがる・アシストパワーを覚えるポケモンとの差別化が苦しいのが現実。いったいどうすれば実用性が出るのでしょうか。
手っ取り早く思いついたのは、弱点保険を絡めるという発想。一度発動すればACが2段階ずつ上昇します。
つけあがるの威力上昇は能力1段階ごとに20なので、攻撃力2倍から威力100のつけあがるを撃てるわけですね。
ちなみにこの火力がどれくらいかと言うと、攻撃特化エンペルトの場合で攻撃特化ガブリアスの地震くらい。
・・・これじゃ火力が足りない。
そもそもの問題、弱点保険をどうやって発動させるのかという問題が残ります。相手の攻撃に依存するだけでは一発芸にすらなりません。
という訳で能動的に弱点保険を発動させるためにダブルバトルで味方にサポートして貰う事を考えます。
弱点保険の発動に便利なのは、なんと言っても全体技。
先人の構築を拝見すると、ヤドンの波乗りをコータスに使う、ガブリアスの波乗りをバンギラスに使うなどの戦法が存在します。
また全体技の利点は味方の弱点保険サポートになるだけではありません。先手の全体技で相手の襷や化けの皮を潰した後で高火力の技を当てる事ができるので、この手の相手を素早く処理することができ、トリルターンの節約になるのです。
ではエンペルトの弱点を突ける全体技は・・・
放電と、地ならし。
・・・ん?じならし?Sを下げる技。
エンペルトの第2特性は負けん気。能力が下がると攻撃が2段階上昇します。
味方が地ならしを使えば負けん気と弱点保険合わせてA4段階上昇から威力140のつけあがるが撃てるのでは!?
試しにこの火力をH252メガガルーラに撃ってみると、93.3%〜110.3%のダメージが入ります。地ならしのダメージと合わせればほぼ確定です。
これは来た。これはいける。
[育成案]
エンペルト@弱点保険 特性:負けん気
勇敢HA (S個体値2)
つけあがる/岩雪崩/波乗り/守る
ヤレユータン@メンタルハーブ 特性:テレパシー
生意気HDベース (AS個体値0)
地ならし/トリックルーム/采配/守る
地ならしとトリックルームを覚えトリル下でエンペルトに先制で地ならしできるポケモンを探したところヤレユータンが見つかりました。ついでに特性で味方の波乗りを無効化し、采配で更なるダメージを期待できます。神か。
実際の立ち回りを想定したのがこちら。
②ヤレユータン地ならし、能力の上がったエンペルトのつけあがるで1体持っていく
(地ならしによりエンペルトのSが下がっているのでエンペルトが先に動く)
これは強い。間違いない。
机上論でしか考えていないが強いに決まっている。トリルを決めなければいけないハードルの高さを補って余りある強さだ。
早速使ってみよう!!
えー、
ダブルに詳しい方ならお気づきかと思いますが、
味方の使う能力ダウン技は味方に使っても負けん気が発動しません。
仕様にこんな落とし穴があろうとは。showdownで試運転するまで気づきませんでした。何のためにAS個体値0のゴリラを粘ったのか。
次回作で負けん気の仕様が変わることに期待しようかと思います。
第12回りるおふ!3位構築 ディンジュモクアップダウン
第12回りるおふ!に参加しました。
今回のオフでは何が何でもフーディンを使わなければなりませんでした。
何故なら僕自身がフーディンになってしまったためです。
↓参加申請時のコメント
しかしこれまでにフーディンをエースとしたパーティを組んでみても本気の対戦オフで勝つビジョンは全く浮かびませんでした。そこで後続のポケモンのポテンシャルを最大限に引き出そうと思い、砂パ兼積みサイクルの形を取ったのが今回のパーティです。
ギガドリ+デンジュモクの重力パの並びにフーディンを入れた形。
今回のフーディンにはテレキネシスというマイナー技を仕込んでいます。
・テレキネシスとは?
第五世代から追加されたが対戦では見る事の少ない技。
どういう効果かと言うと、
・使った相手を宙に浮かせ、地面技やフィールドの効果を無効化する
・浮いた相手に対する地面技・一撃技以外の技が必中になる
これによりレヒレコケコに対してフィールド効果を無視しつつ必中催眠術を当てる事ができます。フーディンはSが高く死に際にテレキネシスを撃って退場できるのでこの技を使うのに適しているわけですね。
重力下で命中99%、テレキネシス下で必中の催眠を通すのが今回のパーティの軸です。
ちなみにテレキネシスフーディンの発想は自分で考えたものではないです。つべで「テレキネシス」で検索すると面白いものが見られると思います。
余談ですが構築記事名のアップダウンはテレキネシスで持ち上げて重力で落とす所から来ています( )
で、パーティの狙いとしては
相手「お、ギガドリやん!とりあえずレヒレで挑発すればええやろ!」
↓
相手「フーディン来よったわ!いうて不利ではないし突っ張ったろ!」
↓
相手「なんか浮かされたンゴ」
↓
相手「デンジュモクの起点やん・・・」
という感じ。
・個別解説
ギガイアス@さらさらいわ
特性:砂起こし
NN:TKD original
191(244)-157(12)-150-*-145(252)-45
岩石封じ
大爆発
重力
ギガドリの片割れ。ゲッコウガのミズZを耐えるためほぼD特化にした。状況に応じて重力を展開しドリュウズやデンジュモクのお膳立てをする。一見不利な特殊水相手にも悠々と突っ張って起点作成できる点は非常に優秀だった。
重力がある事によってドリュウズとデンジュモクの両方をお膳立てする事が出来るのは他の砂起こし勢との大きな違い。ボーマンダに対面有利なのもこのパーティにとって大事な要素。
ドリュウズ@ハガネZ
特性:砂かき
NN:GroundDragon
191(44)-198(196)-86(44)-*-87-12-135(212)
岩雪崩
剣の舞
天候エース枠。しかし本番はランドロスが非常に多くギガドリを通しにくいと判断したため一度も選出せず。
意地っ張り耐久調整個体のためドリュウズミラーに非常に弱いのも難点。
砂かきドリュウズを使うのは初めてだったので、ギガドリに対する相手の選出パターンが全く予想出来ていなかったのは今後の反省点。
フーディン@フーディナイト
特性:マジックガード
NN:サジタリウス
137(52)-*-107(172)-200(36)-126(4)-221(244)
アンコール
相棒。初手に出して相手を削ってテレキネシスでデンジュモクの起点を作ったり、ゲンガー軸パーティに対するスイーパーを担当したりした。
サイコショックは耐久無振りのカプ・テテフをサイコフィールド下で2発で落とすために。マジカルシャインはめざ氷にしたかったがゲッコウガが重かったため採用した。
ギガドリの並びを見た相手は高確率でレヒレかランドロスを初手に出してくるが、ゴツメ以外のランドロスはショックで確定2発、レヒレは削ってからテレキネシスを撃って退場する事でデンジュモクの全抜き体制を取ることができる。
6世代から変わらないフーディンの魅力の一つである高い起点作り性能を存分に発揮することができた。
特性:ビーストブースト
NN:auひかり
167(68)-*-92(4)-215(172)-93(12)-148(252)
10万ボルト
めざめるパワー氷
蛍火
催眠術
フーディンのテレキネシスやギガイアスの重力から繋ぎ、Z催眠によるS上昇から全抜きを狙う。あまり火力を削りたくなかったので目安として眼鏡レヒレのムンフォ確定耐えまで振って残りをCに振った。
起点を作れた時の安定性と爆発力が抜群なだけではなく、相手のサイクルを崩す能力も高い。ナットレイを眠らせギャラドスで龍舞を強引に2積みして突破した時は感動してしまった。
ちなみにZ催眠を撃った後のSがメガフーディンとほぼ同じなため、フーディンで起点を作った時の行動順により相手とのS関係を把握できるという謎のシナジーも存在する。
ウルガモス@アッキのみ
特性:炎の体
NN:Lava Ulyssés
191(244)-*-116(244)-155-125-135(20)
炎の舞
鬼火
羽休め
蝶の舞
積みエースその2。フーディンもギガイアスも不利を取るメタグロスを後出しから焼きつつ起点にする。
3位決定戦でスクリーンに映った際はポリゴン2を起点に試合を決めてくれた。DLでAが上昇した八つ当たりポリ2の前にウルガモスが出てきた時点で僕の敗北を確信した人も多かったのではないかと思うが、実際はアッキのみのB上昇により攻撃を受け切りポリ2ゲンガーを2タテしてくれた。
育成論でこの型を見た時から強そうだとは思っていたが、実際に使ってみると想像以上の強さだった。
ギャラドス@フィラのみ
特性:威嚇
NN:どーもくん
171(4)-177(252)-99-*-120-146(252)
滝登り
氷の牙
竜の舞
積みエースその3。デンジュモクを止めに来るスカーフ地面を起点にする。
ギガイアスがランドロスと対面してしまった時の引き先としても重要な役割を果たした。
構築の都合上メガストーンもZクリスタルも持たせられなかったので、先制技に強くなるようフィラのみを持たせてみたが火力が想像以上に低く、そのせいで負けた試合もあったので、力の鉢巻きなんかを使った方がマシだったと思う。
・選出パターン
ギガイアスが行動できそうな時。地面ポケモンのケアのためにギャラドスを入れることが多い。
ドリもデンジュも刺さっていない時。フーディンのテレキネシスが腐るがアンコールがあるので安定感はある。
・重いポケモン
・フーディンより速いスカーフ持ち
ドリュウズを通すしかない。スカーフフェローチェでも来ようものならお通夜。
ウルガモスを合わせないと半壊。
・雷パンチバシャーモ
ギャラで勝てないのでフーディンを対面させるしかない。
結果は準決勝敗退、3位決定戦で勝利して3位になりました。
フーディン入りで入賞できたのは久々なので嬉しく思っています。
今回はりるおふ!新規参加の方も多く顔見知りを増やすこともできました。今回お話できた方は次回のオフでまたお会いできると嬉しいです。
次回のりるおふ!または真皇杯でお会いしましょう。
バトルオブシンオウ サル刺さるマンタガブ展開
バトルオブシンオウ。公式開催のインターネット大会です。
前回公式大会に出たのはホウエン限定ルールだったような?チルタリス軸で大爆死しましたが。
バトルオブシンオウはシンオウ図鑑限定ルール。メガ石Z技がなく積みアタッカーも少ないので試合が大味になりにくく、全体的に数値の低いルールになりました。
そんな中で僕が脅威だと感じたポケモンがこちら
有利対面で腹太鼓するだけでゲームエンド。数値の低いこのルールでは圧倒的パワーを誇っています。
太鼓アクジェを耐える耐久ポケモンを使えば良いのですが、サイクル戦で削られてアクジェの圏内に入れられる事などよくあること。
自分はプレイングに自信がないので太鼓を叩かれないように立ち回れる自信がありません。
この怪物を後出しから止められるポケモンはいないのだろうか・・・・・?
いた。
こいつを軸にパーティ組もう。
・マニューラなどの高速ポケモンを相手にしやすく、バレパン不意打ち礫に耐性があり苦手なマリルリをマンタインでケアできるスカーフゴウカザルが強いと思い採用
・マンタインが呼ぶロトムを後出しからでも比較的安定して狩れる鉢巻きガブリアス採用
・ここまでヌオーカビゴンピクシーなど要塞化するポケモンの対策が薄いため、積まれてからでも相手できるギロチングライオン採用
・ガブリアスが選出できなかった時のロトム受けとしてハピナスを入れてパーティ完成
☆使用感
マンタイン強かった。
[個別解説]
ゴウカザル@拘りスカーフ
特性:猛火
153(12)-171(252)-92(4)-*-93(12)-157(228)
マンタインと相性のいいエースとして採用。初手襷マンムー対面でとんぼ返りしてマンタに引く事で襷を潰しながら地震を透かし一貫を作る事ができる。最初は準速スカガブ抜きだったが、直前開催の仲間大会で最速スカーフポリZにわからされたので90族抜きまで振っている。ASぶっぱで良かったかも知れない。
スカーフアグノムに奇襲される事もあったが、それ以外はサイクルの駒としても抜きエースとしても期待通りの活躍をしてくれた。ダストシュートは雷パンチの方が良かった。
ガブリアス@拘りハチマキ
特性:鮫肌
191(60)-192(196)-116(4)-*-134(228)-125(20)
古代兵器AD鉢巻きガブ。マンタインと相性のいい崩し役。うるさいロトムを逆鱗で吹き飛ばす。
本来マリルリがいる場合逆鱗を撃つことはためらわれるが、マリルリはマンタインが止めてくれるので気持ちよく逆鱗を撃つことができる。
ハッサムさえ逆鱗2発で大体飛ばせるので有利対面を作ってしまえばこちらのもの。
炎の牙はあまり使わなかったが、ストーンエッジはヒートロトムやトゲキッスに撃てたので重宝した。
特性:貯水
191(244)-*-133(244)-100-160-93(20)
熱湯 どくどく 羽休め 黒い霧
優秀なタイプと特性でパーティのサポートをする。ルカリオやハッサムの一致技を両方半減で受けることができる物理受け。
特性により水技を無効化できるためマリルリの太鼓アクジェで縛られることなく黒い霧を撒けるのが最大の強み。今回はマッチングしなかったがフワライドバトンの対策にもなる。
火炎玉ミロカロスでも同じことができるが、こちらは地面技を無効化するのでゴウカザルの裏の受けとして優秀。
そしてユキノオーにも強くサブウェポンの草結びやエナジーボールを警戒する必要もない。ペリダック雨パに関しては取り巻きのハッサムまでまとめて見れる。
ゴウカザルの雷パンチは無理だがポリ2の10万ボルトは自慢の特防で普通に耐えてくれるので毒羽で粘ることができる。
そして地味にかなり重要だったのは、ロトムの安直なボルトチェンジを誘いやすかったことだと思う。おかげで鉢巻きガブの後出しが非常に安定した。ミラーコートの可能性もちらつくミロカロスではこう上手くはいかなかったと思う。(一応ミラーコート自体はマンタインも覚える)
物理も特殊も広く対応できるので選出率は非常に高かった。
眼鏡水ロトムにヤンキー突っ張りしてハイドロポンプを無効化した時は脳汁が止まらなかった。
マニューラ@襷
特性:プレッシャー
145-172(252)-86(4)-*-105-194(252)
つらら落とし はたき落とす けたぐり 氷の礫
グライオン対策及び選出抑制、対アグノム、ガブリアス用員。けたぐりはマンムーとオニゴーリ意識。
このルールはガブリアスがヤチェの実を持っていることが多く、襷が潰れた後にガブリアスに普通に負ける事故が大会序盤の頃よく発生したので、ガブリアスを見る際は後発で型を見極めてから出すようにしていた。
零度無効&けたぐりのためオニゴーリにそこそこ強いのもGOOD。トゲキッス入りにもよく出した。
グライオン@どくどく玉
特性:ポイズンヒール
179(228)-116(4)-146(4)-*-104(68)-155(204)
地震 ハサミギロチン 守る 身代わり
耐久ポケモン対策用の普通のグライオン。こいつを選出しないとピクシーで詰む。
ガブリアスやマリルリ入りの対面チックなパーティが多くなるにつれて選出率は下がっていった。
何度か犯罪を犯しましたがお許し下さい。
ハピナス@食べ残し
特性:自然回復
331(4)-*-68(252)-108(100)-174(148)-76(4)
冷凍ビーム 火炎放射 どくどく 卵産み
ガブリアスが出せない時にロトムを受けたり、トゲキッスの相手をしたりする役。トリックで弱体化し過ぎないようラッキーではなくハピナスで採用した。
ロトムにはボルトチェンジで逃げられるためマンタインであらかじめ毒を入れるなどする必要がある。
冷凍ビームはあまり考えずに採用したが、ガブリアスが重いこのパーティにおいては終盤の詰め筋として非常に重要だった。
[選出パターン]
全てのパターンにマンタインが入っている。
基本選出。サイクル戦で削りゴウカザルの圏内に押し込む。ロトムのいない対面構築には通りやすい。
命名:マンタガブ展開。マンタインでロトムを誘い鉢巻きガブで崩しにかかる。@1は猿かマニュであることが多い。
受けにくいアタッカーがいない時。ギロチンぶっぱの時間じゃ~
オニゴーリがいる時の特殊選出。いざとなったら黒い霧でリセットする。
[負けパターン]
→マニュ以外にグライ対策がいないので不利なサイクルを強いられる
・鉢巻きマリルリ
→マンタインでじゃれが受からない。無理。
・スカーフアグノム
→お猿さんが昇天する。
以上のパーティで最高&最終レートが1750〜60くらい。最終戦の相手のレートによっては1760乗れてるかも知れません。
大会1日目は思うようにレートが伸びず1533までしか伸ばせませんでしたが、初手マンタイン後発ガブリアスの選出の強さに気づいてからは順調にレートが伸びました。早く気付けば1800も無理ではなかったかも・・・?
[3/2追記]
最高&最終順位24、レートは1756でした。
全体の参加者こそ通常のレートより少ないとはいえ、自己最高の順位を記録できた事は素直に喜びたいと思います。
制限のあるルールで環境を読んでパーティを練って対戦するのはとても楽しかったです。今度のインターネット大会も時間があれば参加したいですね。
読んでくださりありがとうございました。
第103回北海道オフ優勝構築 お月様にお休みなさい[エスパー統一]
前回優勝したのはSM環境の時の色統一。緑統一でトノルンパを組んだ時以来です。
今回も同じタイプのポケモンのみでパーティを使います。
相手のタイプに応じてピンポイントのメタが張りにくいルールとなりました。
というわけでイカちゃんの力を頼ります。
味方の重力サポートから死に出ししてZ催眠から無双するのが基本だが、先発で出して崩しとして使うこともあった。
パワージェム 凍える風 ステルスロック 重力
166(4)-*-85-147(252)-105-134(252)
テテフーディンの並びを相手に警戒させて重力催眠を通しやすくする役割もある。
特に捻りのない構成だが十分強かった。